中国での食事

食事はだいたい学校の食堂をベースにしている。
たとえば、飢えたときは、食堂に行って、食べたいものを食べる。
10元あればおなか一杯だから、一食140円で済んでいることになる。
中国の大学はほとんど全部チャージ式のカードを用いているようだ。
学生だけではなく、近所のおじさんおばさん、童もやってくる。
工業製品のようだった日本の学食とは大違いであり、大変おいしい。
ただ、毎日この学食を利用すると、胃がもたれること請け合いだ。
というのも、料理にかなりの量の油を使用しているからであり、
この油とどう折り合いをつけていくか、いいかえれば、この油の多さに
辟易することをやめたのなら、毎日でも構わないのだろう。
しかし淡白な味覚をこのむ日本人としてはきつく、近所の食堂あるいは
韓国料理店、吉野家、時にはココイチなどで息継ぎをするのである。
いずれにせよ、中国での食事はコストを安く抑え、かつ豊富な料理を
楽しめるという意味でおすすめである。
ただ、食品自体の安全性、あるいは衛生上の問題は残されるわけなのだが。
そんなことにはいちいち気にしていられないだろう。まだまだこれからだ。